フォーラム・ポーランド Forum “POLSKA”
2007年秋、東京で「ポーランド語能力国家検定」が受けられます!
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2004年に始まった、ポーランド政府主催の「ポーランド語能力国家検定」ですが、4年目の今年、いよいよ日本で受けられることになりました。受験申し込みの最終締め切りは10月12日ですが、検定料の送金や、通信にも時間がかかりますので、早めにご応募ください。 この検定に合格していることを雇用の条件としたり、検定資格のレヴェルを給与に反映する企業や官庁も増加しています。 過去ポーランド語を学んだ方、あるいは現在学んでいる方、自分のレヴェルを客観的に把握するためにも、ぜひふるってご応募ください。 どのような問題がどのような形式で出題されるかについては、下記のポーランド語能力検定サイトに例題が掲載されていますので、参考にしてください。なお、試験官・採点委員は本国から派遣されて来日します。 |
東京での検定試験 日程――2007年11月19日(月)〜20日(火) 会場――東京外国語大学府中キャンパス(予定) |
受験申し込み方法 ・ポーランド学歴認証国際交流局(BUWiWM)ホームページのポーランド語能力検定サイトにアクセスして(⇒ http://www.buwiwm.edu.pl/certyfikacja/ )、 (1)オンライン申し込み (2)PDFの願書をダウンロードして手書きで記入し、郵送、またはFAXする ⇒ 00-375 Warszawa, ul.Smolna 13, fax (+48 22) 826 28 23 (3)DOCの願書をダウンロードして記入し、電子メールで送る。 ・・・というような応募方法がありますが、オンライン申し込みが手軽です。 |
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(1)ポーランド国籍を有さない人、またポーランド国籍を有していてもポーランド国外に定住している人で、満16歳以上であれば、誰でも受験することができます。
(2)検定試験で測定・評価される能力は次の5つのカテゴリーです。
A.聴解 (40点満点)
B.文法 (40点満点)
C.読解 (40点満点)
D.作文 (40点満点)
E.発話 (40点満点)
(3)現在実施されている検定試験のレヴェルは、以下の3種類だけですが、種類は将来増やされる可能性があります。
B1(基本)レヴェル
B2(中級)レヴェル
C2(上級)レヴェル
(4)検定試験に合格するには、A,B,C,Dの筆記試験とEの口頭試験すべてのカテゴリーで60%以上の得点をすることが必須で、いずれかのカテゴリーで一つでも60点に達しない場合は、他のカテゴリーで優秀でも合格となりません。総得点の上限は200点です。
(5)検定試験の採点評価にあたるのは、ポーランド共和国政府によって任命された常設の「外国語としてのポーランド語能力検定国家委員会」が試験ごとに指名し、試験会場に派遣する試験委員です。委員会のメンバー表はBUWiWMのサイトで公表されています。現在10名の委員で構成されています。
(6)試験の概要
筆記試験(計225分)
A.聴解――30分
B.文法――60分
C.読解――45分
D.作文――90分(二人の委員によって採点され、その合計が得点となります)
口頭試験(約15〜20分)
筆記試験と同じ日、または翌日に行われます。
1人の試験官と受験者の対話を、別の試験官が観察し、二人の採点を合計します。
(7)再受験
合格しなかった場合、申し込んでも受験しなかった場合などでも、次の機会に受験することができます。
(8)検定料
2007年の夏季検定試験ではB1が60ユーロ、B2が80ユーロ、C2が100ユーロですが、秋季検定の受験料は未定で、これから決定されます。銀行送金にかかる手数料は、受験者負担です。
(9)詳細
詳しいことは、http://www.buwiwm.edu.pl/certyfikacja/ を御覧ください。
<事務局> 〒700-8530 岡山市津島中3-1-1 岡山大学大学院社会文化科学研究科 田口雅弘研究室内 フォーラム・ポーランド
TEL 086-251-7568 FAX
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